【洋画】謎解きと宝探しからアメリカの歴史まで!おすすめのアドベンチャー映画の決定版はこれ!

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今回ご紹介するのはナショナルトレジャー💎

ディズニー映画らしさが満載の冒険謎解き映画です。

どぎつい暴力シーンもないし人もほぼ死なないので、一人でももちろん、お子さんと一緒に家族で観るのにもうってつけの作品です。

【目次】

・あらすじ
・登場人物
・感想

出典元:www.cinematoday.jp

主演は『救命士』や『コード211』などのニコラス・ケイジ。

隠されていた『国家の宝』の存在を証明するという壮大な謎解きを、『隣のおじさん』的な雰囲気で解決し、視聴者に「そんなこともあるかもしれない」と思わせるようなリアリティを添えてくれています。観終わってみると、もはや他の役者さんでは考えられないほどのグッジョブをしてくれてます。

ジェームス・ボンドのような分かりやすいヒーロー像ではないけれど、歴史オタクがやむを得ずヒーローになったような感じ。そこがまた庶民感覚に近づいていて、かっこいいヒーローものに興味のない方にも十分楽しめる作品となっているのです。

映画のジャンルとしては、冒険アクション映画です。登場人物達が宝を探して訪れた場所では、必ず一波乱巻き起こります。ハラハラするようなアクションシーンを経てようやく次の手がかりを掴むのですが、その随所にディズニーランドのアトラクションのような演出がなされ、ディズニーファンにも納得の作風となっています。

アトラクションが映画となって登場するのは2020年公開予定の『ジャングル・クルーズ』が本家となると思いますが、ナショナルトレジャーもなかなかよく出来た作品なので、ぜひご覧ください。

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あらすじ

アメリカ建国時に隠された、テンプル騎士団の宝の在り処を示す謎の暗号。

先祖から伝わるそのヒントを信じた歴史学者ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)と友人のライリー・プールは、富豪の冒険家イアン・ハウの出資を得て、イアン一行と共に宝を探していました。訪れた先で、秘密は「アメリカ独立宣言書」に隠されていることを突き止めます。イアン達はベンに宣言書を盗もうと持ち掛けますが、ベンが拒否をしたことから対立が始まります。

出典元:www.cinematoday.jp

ベンはライリーと共に、宣言書を守るべくワシントンDCにやってきます。

「独立宣言書が盗まれる」という話をFBI、そして国家安全保障省に持っていきますが、全く相手にされません。窮したベン達は『宣言書』が保管されている国立公文書館へと向かいます。ですが、そこでも責任者のアビゲイル・チェイス博士に信用されなかったため、やむを得ず独立宣言書を守るためにイアン達の先回りをして宣言書を盗み出します。

しかしその盗み出しているところをアビゲイル、イアン一行に見つかり、FBIには監視カメラなどで身元を特定されたりとベンは追い込まれていきます。

アビゲイルは独立宣言書を取り返すためベンと同行、ベンはイアンとFBIに追われながら、隠された謎の暗号を解いていきます。

出典元:www.cinematoday.jp

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登場人物

●ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)

考古学者であり、歴史学者でもあるベンは、テンプル騎士団が隠したとされる宝は存在すると唱えて来た一族の末裔。先祖代々人生を捧げて宝探しに取り組んでいましたが、宝は見つかっていませんでした。父親も宝物などないと諦めていましたが、ベンは諦めていないのです。

”確かめたい。宝は僕の頭の中だけにあるんじゃないと。”(セリフより引用)

●アビゲイル・チェイス(ダイアン・クルーガー)

アメリカ独立宣言書を保存している公文書館責任者。宣言書が盗まれると警告しに来たベンの話は信じられなかったのですが、ベンが盗み出しているところを見つけ、取り返すべくベンと同行することに・・。

●ライリー・プール(ジャスティン・バーサ)

ベンの親友であり、敏腕ハッカー。もとは会社員でしたが、ベンと共にトレジャーハントの冒険をするため脱サラ。要所要所でハッカーの腕を発揮し、ベンを助けますが、あまり評価されないとすねたりもします。

●パトリック・ゲイツ(ジョン・ヴォイト)

ベンの父親であり、暗号学者。20年もの歳月を謎解きに捧げたのですが、宝を見つけることが出来ず、もはや宝物などないと一線から退いていました。ベンとは仲たがいしており、暫く顔を合わせてもいませんでしたが、ベンが宣言書を持ってパトリックの自宅にやってきて、今回の一件に巻き込まれてしまいます。

●イアン・ハウ(ショーン・ビーン)

ベンの祖先の話を信じ、出資するトレジャーハンター。すぐに宝をめぐって争いになり、それからはベンに力ずくでヒントを探させたり協力させたりするようになります。ただ悪役とは思えないような仲間想いなところや、ぶつかってきた子供に優しい顔をする一面も見せます。

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感想

出典元:wowow.co.jp

随所にマニアックなネタを仕込み、アメリカの歴史に興味が湧くようなエピソードも交える当たり、いかにもディズニー作品です。

作中に出てくるベンジャミン・フランクリン博物館と独立記念館。

ベンジャミン・フランクリンはアメリカ独立に貢献した政治家であり、雷が電気であることを明らかにした科学者でもあるのですが、そのベンジャミン・フランクリンの科学博物館や、アメリカ独立宣言が行われた建物である独立記念館で謎解きのヒントを見つけていきます。

随所に『アメリカ独立』というワードが入っており、観ていると日本人の私でさえアメリカってどんな歴史の国だっけ?と思わずにいられなくなるので、アメリカ国民の方々でしたらなおのこと、激しく愛国心が触発される映画に仕上がっているのではないでしょうか?

更に、ベンの歴史オタク感もしっかりと描写されています。美人な博士アビゲイルに近づくエピソード、それに反応するアビゲイルもまた似た者同士、友人ライリーもベンの父親も、悪役のイアンでさえ、登場人物みんなアメリカ歴史オタクな感じが面白くもあります。

出典元:www.cinematoday.jp

作中で、アビゲイルの事務室に訪れたベンは、棚に飾ってあったアビゲイルのコレクションに目を留めます。

「ジョージワシントンのキャンペーンバッジ・・でも1789年のやつがない。私は前にみつけましたが・・・」

そしてベンはアビゲイルに1789年のバッジをプレゼントするのですが、いつもはプレゼントなど受け取らないのに・・・と言いつつアビゲイルも受け取ってしまうところ、ちょっと遊び心のあるシーンだと思います。

冒頭にも触れましたが、登場人物たちが宝を探して入り込む場所は、ディズニーのアトラクションを彷彿とさせるような演出がちりばめられ、観ているとアトラクションに乗り込んで登場人物たちと一緒に宝探しをしているような気分になってきます。

入場制限も年齢制限もないトレジャーハントの旅。ぜひ一度ご覧ください。

因みにこちらの作品には2も出ています。1のラストでは成功を収めたベン達でしたが、2では再び新たなピンチが訪れます。大切な人達を守るために立ち上がるベンを通して、人間のルーツの尊さを感じさせてくれる作品となっています。こちらのレビューもご覧いただければ幸いです。

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