【主婦必見】見た目も使い勝手もヘビロテ級!キッチンで使える保存瓶メーカー4社の特徴と比較!

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【目次】

●4社の保存瓶の特徴
・KILNER(イギリス 1842年創業)
・Weck(ドイツ 1900年創業)
・Lock eat(2016年発売)
・セラーメイト(日本 1962年創業)
●真空保存してみた

東急ハンズやキッチン雑貨店等で、多く見かけるこれらの保存瓶。キッチンにあるとおしゃれなんだろうなあ・・と思いつつ、使いこなせる自信が無くて以前はほとんどスルーしてきた商品でした。ところが一旦使ってみるとその使い勝手の良さにビックリなのです。

今回はイギリスのKILNER(キルナー)、ドイツのweck(ウェック)、イタリアのlock eat(ロック イート)、日本のセラーメイトの4社の商品を使い比べてみた使用感をレポートしてみたいと思います。

《4社の保存瓶の特徴》

KILNER(イギリス 1842年創業)

4社の中では一番歴史が古いのが、イギリス生まれの老舗ガラスメーカー『KILNER』です。

1800年代は、イギリスが時代の先端を担ったこともある華やかな年代です。この頃に世界から高い評価を受け、今も老舗として名を博しているメーカーの中の一つが、この会社です。KILNERの製品はそんな昔懐かしい、少しノスタルジックな形を今も残しています。

瓶のタイプは6種類です。イギリス童話『メアリーポピンズ』の世界から抜け出してきたような、古き良き時代のテイストが感じられるラインナップです。

私が持っているのは「クリップトップボトル」シリーズの70㎖です。赤い蓋部分はクリップについており、蓋をとっても瓶から離れません。一見不便なようですが慣れると合理的と思えます。蓋をいったんテーブルに置く、という動作が必要ないので気軽に開け閉めできます。

Weck(ドイツ 1900年創業)

東急ハンズやPLAZA、212KITCHEN STORE等、色々なお店で扱っているので目にする事も多いのではないでしょうか。可愛いイチゴのマークとチューリップの形の瓶は、入れるものは決まっていなくても『とりあえず』買ってしまうほどキュート。

weckの一番の特徴は、海外製の瓶の中では軽いという事と、蓋の種類の多さです。

蓋はガラス製、木製、プラスチック製と3種類あり、保存したい食品に合わせて選ぶことができます。真空密閉保存するならガラス製の蓋を使用。真空密閉を外し、食品を少しずつ食べる間はプラスチックの蓋、あるいは乾物を入れておくなら木製の蓋がとってもおしゃれです。

木製の蓋が可愛くて2種類購入しましたが、注意点ありです。木製の蓋に精密性がないのか、瓶にピッタリはまらない場合があります。蓋を締めて暫くすると、蓋がふわっと浮いて瓶から外れてしまうのです。2つしか購入していないのに1つを返品交換しました。交換する時は瓶をお店に持参して、きちんとハマったら絶対購入しますと言って実際に蓋を付けさせてもらいました。

Lock eat(2016年発売)

lock eatは2016年発売と最近生まれた商品ですが、製造元は1946年創業イタリアの老舗ガラスメーカー『ルイジ ボルミオリ社』です。エルメスやフェラガモなどの香水瓶を手掛けており、強度のみならずそのデザイン性にも定評があります。「無鉛クリスタルガラス」を採用しており、ガラスの透明度が高いのも特徴の一つです。

蓋は取り外しができるので、飲み物を入れたカラフェはそのまま食卓に出しても。蓋の開け閉めは至ってシンプルで扱いやすいので、真空保存をあまりしたことないという方にはお勧めの商品です。

セラーメイト(日本 1962年創業)

日本製らしい、スタイリッシュでクリアなイメージの商品です。こちらは星硝社製セラーメイトシリーズのチャーミークリアーという保存容器シリーズで、密封ではありませんが見た目がスッキリしているので、キッチンのこまごまとした物を整然と保存するにはとても良い商品です。

私は大好きなオリーブを入れるために購入しましたが、あまりの使い勝手の良さと清潔感のあるビジュアルに、もう一つ追加購入してしまいました。

セラーメイトには密封瓶のシリーズもあり、最大4Lまで対応しています。

《真空保存してみた》

今回weckとlock eatでリンゴジャムを真空保存してみました。

↑こちらは『weck』

weckは軽く、見た目がスッキリしているので手軽にみえますが、蓋を留める2つのクリップが若干曲者です。小さいのに割と力がいるので、ぶきっちょさんが最初にトライする時は指を傷めないように気を付けてください。

↑こちらが『lock eat』

一方lock eatは、重くて蓋もごついので扱い辛そうに見えますが、意外と簡単で単純操作なので最初のトライには向いている商品だと思います。

ただ、真空保存を外し、実際に食卓で使ったり冷蔵庫にしまったりする際には、weckの『用途によって代えられる蓋』が大活躍します。

真空保存の作業の楽さはlock eat、真空保存以外の用途を含めた使用時のフットワークの軽さはweckが、それぞれちょっとだけ良いような気がします。

どのメーカーにもそれぞれ良い特徴がある保存瓶。ガラスは食品の匂い移りが少なく、煮沸消毒もできるので衛生管理にも優れています。

ちょっと重いし、タッパーの方が楽・・・と思っていた時もありましたが、今はケースバイケースで使いわけています。耐久年数はやはりガラス製の方が勝りますし、ビジュアルも経年変化が出ないので、引っ越しを経ても処分せずに手元に残っています。

これからも「我が家の永久保存版」として大切に使っていきたい容器の一つです。