自宅で手作りパン始めました・・おすすめのホームベーカリーとあると便利なグッズの紹介

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朝、パンの焼ける匂いで目が覚める・・・🥐

ホームベーカリーを検討している時に抱く、もっとも人気の高い『理想のシチュエーション』です。

ですが現実に、朝焼き上がるようにタイマーをセットしておくと、出来立てのアッツい食パンを四苦八苦して切ることになります。そして、それだけ苦労しても綺麗に切れるならまだいいのですが、出来立ての食パンは中がまだ柔らか過ぎてナイフの圧で潰されてしまいます。

そんなこんなで我が家では、作った食パンはそのまま放置。翌日に切るようにしています。そして切ったらすぐにラップをし、冷凍室へ。もちろん切り口の美しさを気にしないのであれば出来立てサイコーですが・・・。冷凍してもパンは味が落ちないのが利点です。

冷凍保存しておいたパンは、食べたい分だけその都度出してきて、そのままトースターで焼きます。

出来立てと同じ美味しさ。

外はパリッ、中はふんわり・・・。やはり自分で作るパンは絶品🍞です。

ホームベーカリーの醍醐味は、やはり『使用している素材のすべてを分かっている』点です。

使う素材は主に強力粉。気分を変えたい時は米粉や全粒粉。ライ麦や余ったご飯も。

バター、塩、砂糖、水とスキムミルク、もしくは牛乳。

そしてドライイーストを一斤につき約3g。基本これだけです。

スキムミルクの代わりに牛乳でもOK。我が家はスキムミルクは買わないので、牛乳を使っています。お好みで卵を入れるとちょっと濃いめの味になります。

時々ナッツ類やオレンジピールなんかを入れてみたりと遊んだりしますが、プレーンの食パンを焼いて、食べる時にいろいろな食材をのせるのがまた楽しかったりします。

保存料は一切使用しなくていい――ヘルシーにパンを楽しみたい人に。また自分だけの味を手軽に作りたい方に。

全てのパン党さんに・・・ご一読して頂けましたら幸いです。

【目次】

★ホームベーカリーの選び方
・ホームベーカリーで作ってみたい物を考える。
・一度に何斤作れるものが必要か?を考える
・価格帯を決めておく

★ホームベーカリーであると便利な機能。
・ドライイースト自動投入
・捏ね、発酵、焼きの工程ごとに独立したモードがある
・パン以外のものが作れる

★パンを作る時に気を付けたいこと。

★パンを作ったら欲しくなるお勧めの便利グッズ
・パンカットガイド
・ミトン
・料理用スケール
・お勧めパン型
・スケッパー
・霧吹き
・温度計室内用
・温度計
・麺棒
・ペストリーボード

ライ麦パン

★ホームベーカリーの選び方

ホームベーカリーの機能で何が作れるのか。

自宅でのパン作りを思いたち、いざホームベーカリ―を買おうと調べ始めると、様々な商品があり、値段もピンキリで大量に出回っているのにビックリしてしまいます。

思わずネームバリューを取って、我が家はパナソニックのホームベーカリーを買ったのですが・・・。

もちろん大満足の性能です。ですが、他のメーカーの機能も気になるところ。もうすぐ10年選手となりつつある我が家のホームベーカリー、次世代のルーキーが欲しい今日この頃であります。今では自分にとって必要な機能は何かよくわかっているのですぐに決まると思いますが、最初はワケ分からず量販店の店員さんの良いお客さんになっていました。

ですので今回は、何年かホームベーカリーを使用してみて思った感想から『最初の一台に欲しいホームベーカリーと揃えておきたいグッズ』をご紹介したいと思います。

ホームベーカリーで作ってみたいものを考える🥐

小麦パン、米粉パン、全粒粉パン、天然酵母パン、ご飯パン、フランスパン・・・。

パンだけでもいろいろな種類があります。

そしてパン以外では、パスタ、ピザ生地、蕎麦麺・うどん、餅・餡、ジャム、チーズ、ヨーグルト、蒸しケーキ等。メーカーや機種によって作れるものが違ってくるので、自分は何が作りたいのか(逆に何はあまり手作りしないか?)を決めておくと迷いません。

Cpicon レモンピールがキレイ♪素朴な蒸しパン by しまっち&ちびまる

Cpicon バナナ入れました!パンdeカフェオレ by しまっち&ちびまる

↑ホームベーカリーを使ったレシピはクックパッドでも紹介していますので是非ご覧ください。

一度に何斤作れるものが必要か?を考える🍞

一斤作れるタイプが多いですが、0.5斤、1斤、1.5斤、2斤を作れるものがあります。ご家族の人数で決めるのが良いかと思いますが、パンは冷凍しても美味しく食べれるので、お一人でも、忙しい方でしたら一回に沢山作れるものは重宝すると思います。冷凍保存しておくと時短になると思います。

保存方法がご不安でしたら、一度市販の食パンを一枚づつラップして冷凍してみて下さい。冷凍したパンも買ってきてすぐ食べるのと味になんら遜色ないのを確認してから何斤作れる機種を買うか決めると安心です。

価格帯を決めておく💴

1万円以下から7万円台くらいまでと、価格差が大きいのがホームベーカリーの特徴です。もちろん電化製品は値段が高いほど高性能という面は否めないと思いますが、そんなに使うかどうかも分からない商品にいきなり高額、というのは抵抗あるかと思います。

ですので『あると便利』と私が感じた機能をご紹介します。

ホームベーカリーであると便利な機能

1.ドライイースト自動投入🥖

ドライイーストを最初にセットしておくと、ベストなタイミングでホームベーカリーが勝手に投入してくれるので安心です。ですが、自動投入機能が付くと突然値段が上がるので、コストを抑える場合は自動投入機能は省いた方がいいと思います。パナソニックや一部のタイガー製品についている機能です。

2.捏ね、発酵、焼きの工程ごとに独立したモードがある🥖

これが出来ると一気に自由度が増すので、パン作りを趣味にしたい方には是非お勧めしたい機能です。また、パナソニックの製品には『生地モード』があり、一次発酵までをホームベーカリーがやってくれます。自宅にオーブンがあれば生地を好きな形に成形し、2次発酵して焼くことが出来ます。

ライ麦パン

ライ麦パンを作ってみました。レーズンも自動投入で、一次発酵した生地までをホームベーカリーに作ってもらっています。冷蔵庫の野菜室で一晩寝かせたら室温に戻し、成形して2次発酵、焼いています。

外見はごつい感じですが、中はふんわり、レーズンの作用でしっとり感もあります。とっても美味しいです。冒頭で『焼いたパンは暫くほったらかし』、と言っていますが、1時間くらい置いて人肌くらいに冷ました状態でカットし食べると『出来て感』をより満喫できます。

ライ麦パンはオーブンのスチームプラス機能を使いながら焼いているのですが、この『スチーム機能』、パンがふっくら焼き上がったり他のオーブン料理も美味しく仕上がったりと、あると便利な機能です。パナソニックのオーブンを使っているのですが、もしオーブンレンジにご興味がありましたら、こちらの記事もご一読して頂けると幸いです。
オーブンレンジのパナソニックビストロNE-BS804は最上位2機種とどう違う?』🏃

3.パン以外のものが作れる🥖

私がホームベーカリーの機能で一番感動したのは『お餅が作れる』機能でした。

お正月は、いつも朝作っています。スイッチを押してから約一時間。他のメニューを作っているうちにホームベーカリーにお餅を作ってもらいます。

出来立てのお餅はとっても美味しくて、お正月料理の中でも一番の楽しみです。餅機能の付いていない機種でも作れるそうですが、その場合はもち米をいったん炊飯してからホームベーカリーに入れ、蓋を開けた状態でパン生地モードか練りモードで20分練るそうです。

ホームベーカリーで作ったイチゴ大福
●パンを作る時に気を付けたいこと

ホームベーカリーを使ってパンを焼く場合にも室内の温度によって水の温度を変えたり増減する必要があるので、思いのほか『温度管理』が大事になってきます。ホームベーカリーの性能については、例えば室内の温度を感知し、庫内温度センサーで焼き方を調節してくれる製品ですと、季節を問わず安定した膨らみが得られると思います。この性能のある製品は、タイガーとパナソニックに多いのが特徴です。

次に、パンを作ったら欲しくなる便利グッズについてご紹介したいと思います。

パンを作ったら欲しくなるお勧めの便利グッズ🧤

パン切り専用のナイフは波状の刃になっています。包丁などでパンをカットするより簡単に綺麗にパンをカットできます。これは事前に用意しておいた方が良い商品の一つです。

パンカットガイド

5、6、8枚切り等サイズを変更できるようにデザインされており、幅が均一にカットすることが出来ます。カットしたパンの見栄えが一気によくなります。パンを固定しやすいものがお勧めです。これもできれば用意しておいた方が良い商品です。

★ミトン

ミトンはホームベーカリー購入時に付属でついてくる場合もあるようですが、もし付いていない製品を購入したら、是非このミトンをお勧めします。パナソニックのオーブンの付属として販売されているミトンで、ブルーのチェック柄が目印です。

手のひら側の生地が白い部分、これがとても耐熱に優れていて、ほとんど熱さを感じずに作業できます。ホームベーカリーからパンを出すとき、内釜の取っ手の部分すら高熱で触れないので、菜箸等で引っ掛けて持ち上げるのですが、取り出した内釜を逆さにしてパンを出す時、あまりの熱さに恐怖すら感じ、未だにちょっと怯みます。ですが、このミトンはほとんど熱を通さないので毎回ほっと胸をなでおろすような気持ちでパンを取り出しています。私が小心者という事もあると思いますが・・。

★料理用スケール

ゼロ表示機能が付いたスケールは一つあると便利です。ホームベーカリーの内釜をスケールにのせて、材料を入れゼロ表示を押すと表示はゼロになります。次々材料を入れ、その都度ゼロ表示を押していくと、材料を一つ一つ計る手間が省けます。これから購入するのであれば、0.0g表示のあるスケールがお勧めです。パンのレシピを見ると、ドライイースト2.8g等、細かい表示も出てくるのですが、より正確に計量できます。

お勧めパン型

ホームベーカリーにパン生地を作ってもらって、後は自分の好きな形に焼きたい・・・という気分になったらぜひこちらをご検討下さい。パン作りが、簡単なのに一気にプロ仕様になります。

パン型の主な材質にはアルタイト、スーパーシリコン、テフロンがあります。

アルタイト型

アルタイトは、スチールにアルミメッキをしたもので、熱伝導率が良く、均一に熱が伝わるため焼き色も綺麗に仕上がります。ただお手入れも必要で、初めて使う時には空焚きをします。そして生地を入れる前に型に油脂等を塗ります。こだわってパンを作りたい人にはお勧めの材質です。

アルタイトスーパーシリコン型

アルタイト材に色付きシリコンを吹き付け塗装したものが、スーパーシリコン型です。従来の透明シリコンよりシリコンの寿命が長いのが特徴です。空焚きの手間がいらず、型離れが良いので初心者さんにはとてもお勧めです。

テフロン加工型

テフロン加工は、やはり空焚きやお手入れ不要の材質です。焼く時に油脂等を塗る必要もないのでスーパーシリコン製のように時短になります。ただ、テフロン加工は寿命が短いのか、暫く使っていると型離れが悪くなるという意見もあり、コスパとしては高くつくかもしれません。

他の材質の型もありますが、よく市場に出回っていて見かけるのはこの3種類です。

★スケッパー

生地を自分で成形する際に必要になります。こちらは100均でも売っているので一つあると便利です。パン作りをホームベーカリーに全てお任せの場合は必要ありません。

商品画像をクリックするとTOMiZ(富澤商店)のサイトに移動します。

★霧吹き

生地を成形し、2次発酵させる時に軽く水分を吹きかける際に使います。ホームベーカリーに全ておまかせの場合はこちらも必要ありません。

★温度計室内用

室内の温度がざっくりわかればこちらはすぐに必要なものではありません。室内温度が25度以上の場合は水の温度を5℃にしたり水分量を減らしたりする必要があります(メーカーや機種によります)。温かいけど真夏ではない・・・25度以下か以上かよく分からない時には必要です。メーカーによっては低い室温でも水温を変える場合があるようなので、その際はご確認下さい。

★温度計

水の温度を測る時に便利です。早焼きでない強力粉のみの食パンを作る分には25度以下の室温であれば冷水でなくてよいので、夏以外の季節にホームベーカリ―を購入した場合は大至急必要というものではありません。メーカーによっては寒い室温でも水の温度を変える場合もあるようなので、取扱い説明書をご覧ください。

★麺棒

生地を成形する時に使います。空気抜きが出来る麺棒が便利です。

★ペストリーボード

生地を成形する時に使うと便利なボードです。お菓子やパンの材料の専門店で販売しています。

●富澤商店のペストリーボード

こちらはオイルを塗って育てていく本格的なボード。上級者さんにお勧めです。とても素敵なボードで私も購入したことがあるのですが、扱いはやはり手がかかる分大変で、今はもっぱら丸洗いできるボードを使っています。富澤商店のボードはもっと上級者になってから使おうと思います。富澤商店はTOMIZという通販も扱っており、とても豊富な品揃えです。見てるだけで知識が増えて、楽しいので一度ご訪問下さい。

商品画像をクリックするとTOMiZ(富澤商店)のサイトに移動します。

●cuocaのペストリーボード

丸洗いでき扱いが楽なので、最初の一枚には断然お勧めです。サイズは3種類あるので、ご自宅のキッチンのサイズに合わせて選べます。流しに入るサイズでないと洗えないので、流しのサイズも測ってみて下さい。打ち粉を使わなくても生地が楽に扱えるので、気軽にパン作りを始められます。

商品画像をクリックするとTOMiZ(富澤商店)のサイトに移動します。

●cottaのペストリーボード

こちらも丸洗い可能なボードです。サイズは2種類あります。自然な木目調で、やはり表面がコーティングされているので打ち粉いらずです。cottaも様々なお菓子作りの素材を通販で扱っており、お菓子のレシピもたくさん載っているので見てるだけで気分があがります。

最後に・・・

ホームベーカリーを購入したら欲しくなるものをいくつかご紹介させて頂きました。ご購入の際に併せて揃えておくと慌てなくて済む便利な商品もあります。ぜひご参考にして頂ければと思います。

自宅でパン作りは、全自動でお任せする分には全く手間なく簡単に作れます。米粉を使ってグルテンフリーにしてみたり、米粉ミックスを使えば乳製品を入れないパンも作れます。アレルギーの方も気軽にパンを選べたり、全粒粉やライ麦を使ってヘルシーなパンにしてみたり、材料を投入してボタンを押すだけで様々なアレンジが可能になります。

忙しい中にもちょっとヘルシーに、そしてちょっと手作り感を出したい時にとてもお勧めの家電です。

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