Arlaのパイナップルクリームチーズ、初めて購入しました。IKEAの食品コーナーの冷蔵庫にあったのですが、今まで全く気付かなかったのが残念なくらい美味しくて、次回も是非リピートしたい一品です。
パイナップルの食感もしっかりとあり、これだけでもデザート感覚で食べれる華やかな味です。
こちらの商品はデンマーク産で、滑らかなくちどけとコクのある風味がとても人気なのだそうです。着色料・保存料不使用。そんなところも支持されているのかもしれません。
今回IKEAで見かけるまで、私はArla商品について全く知らなかったので、日本での流通経路はIKEAのみなのだろうという勝手な思い込みでレシピをアップしたのですが――。
その後よく調べてみると・・・様々な店舗が扱っていました!
カルディ、成城石井、ドンキホーテ他、スーパー等でも販売しています。
今まで何故視界に入ってこなかったのか、不思議なくらいです。
【目次】
パイナップルクリームチーズを使ってスイーツを作ってみた
せっかく素敵な食材が手に入ったので、早速ですが前から気になっていたスイーツ「チーズテリーヌ」に挑戦してみる事にしました。2パックしか購入していないので、失敗は許されない挑戦です。。。
作業は簡単ですが、一晩冷蔵庫で寝かすので出来上がるまでにまる一日かかりました。
――まずまずの出来映えとなりましたので、一安心です。
レシピも併せてご紹介させて頂きますが、その前に、作ってみて気づいた「注意しないと失敗するかもしれない」ポイント2点をご案内しておきたいと思います。
これから作ってみようと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ご参考にして頂けると幸いです。
注意ポイント
・パイナップルクリームチーズ自体が甘いので、使用する砂糖は控え目にした方がよい。
・普通のクリームチーズよりも柔らかいので、粉は普通のテリーヌよりも増量した方がよい。
粉に関しては生地を作っている最中に「クリームチーズがちょっと緩すぎる」と気づき、慌てて増量したので型崩れするという失敗は防げましたが、砂糖に関しては完全に甘すぎになってしまいました。
ですが、ケーキに添える水切りヨーグルトは無糖にしたので一緒に食べたら丁度良い甘さに感じて頂けると思います。
チーズテリーヌのレシピ
【材料】 | 【分量】 |
パイナップルクリームチーズ | 200g |
マスカルポーネ | 100g |
フロストシュガー | 70g |
全卵 | 一個 |
卵黄 | 一個 |
コーンスターチ | 大さじ4杯 |
生クリーム | 200g |
レモン汁 | 大さじ1杯 |
バニラオイル | 適宜 |
フロストシュガーは、グラニュー糖の一種ですがグラニュー糖より甘さが控えめなので、グラニュー糖に置き換える時はg量を減らしてください。フロストシュガーは冷たい食材にもすぐに溶けるので、お菓子作りに便利です。
作り方
①ケーキ型にクッキングシートを敷き、オーブンは170℃に予熱設定する。
②パイナップルクリームチーズとマスカルポーネ、砂糖をボールに入れゴムベラで滑らかになるまでよく混ぜる。
③別のボールで全卵と卵黄をなるべく泡立てずに溶いてから、①に入れ混ぜ合わせる。
④コーンスターチを濾しながら①に入れ、粉っぽさがなくなるまでざっくりと混ぜる。
⑤生クリームとレモン汁、バニラオイルを①に入れ混ぜ合わせる。
⑥オーブンを160℃に設定し、60分湯煎焼きする。※1
⑦荒熱が取れたらラップをし、型ごと冷蔵庫に入れて一晩冷やす。(お料理で一晩置く、という場合は12時間くらいが目安と言われています)
⑧冷えたテリーヌを型から外す時は、外側を少し温めたり時間を置くと外れやすくなります。
カットする際にはナイフをコンロやお湯で温めると切りやすくなります。
一日寝かすことで味がしっとりと落ち着きます。ケーキに水滴がたれると味が落ちますので、ラップに水滴が付いたら交換してください。写真では仕上げに溶けにくい粉砂糖をふりかけています。
※1湯煎焼き・・・耐熱のトレーにケーキ型を入れ、トレーの半分くらいまで熱湯を注ぐ。トレーごとオーブンに入れて焼く。
水切りヨーグルト(ケーキに添える用)のレシピ
【材料】 | 【分量】 |
無糖のヨーグルト | 400g |
作り方
①ボールの上にザルを乗せ、キッチンぺーバーを2重にして敷く。
②キッチンペーパーを敷いたザルの上にヨーグルトを流し入れ、ラップをして一晩冷蔵庫に置く。
③8時間以上水切りすると、ホイップクリームのような食感になります。
食感にパイナップルが入る分、オーソドックスなクリームチーズで作るチーズテリーヌより滑らかさはなくなりますが、チーズに負けないくらい果物の風味が際立ってくるのでホームパーティー等明るいシーンで重宝してくれる味になったのではないかと思います。
いつもよりちょっとクリスマスが楽しみになる――。
是非試していただきたいお勧めのテリーヌです。