【目次】
我が家の料理とブーム
暑くなってくると、ふと焼きおにぎりの出汁茶漬けが食べたくなってきます。だし汁のさっぱりとした味と焼きおにぎりのカリカリとした食感。
多めに作った焼きおにぎりを冷凍して保存しようと思いつつ、つい2杯目に手を伸ばしてしまう美味しさです。
出汁はその日の気分で――。緑茶でも、ほんだしやめんつゆの汁でも美味しいですが、我が家の最近のブームはこれ。
あごだし醤油です。あご出汁がしっかり効いているので、これ一本でお吸い物が完成します。ほんのり甘いので、最後に塩を一振りして味を引き締めたら、もう他のだし汁に戻れない美味しさです。
🍙だし汁のレシピ(2人分)🍙
【材料】 | 【分量】 |
あごだし醤油 | 大さじ1杯 |
水 | 300cc |
塩 | 少量 |
椎茸 | 2枚 |
三つ葉 | 少々 |
小ネギ(お好みで) | 適量 |
梅干し(お好みで) | 適量 |
①野菜は洗ったら、水分をよく拭いてから調理します(椎茸は水を嫌う野菜ですが、私は洗っちゃってます)。椎茸はスライスし、三つ葉はざく切りにします。小ネギは小口切りにします。鍋に水を入れ、あごだし醤油を加えて軽く煮立てます。
②スライスした椎茸を加え、柔らかくなるまで煮てから三つ葉を加え、更に煮ます。最後に小ネギを加え、ひと煮立ちさせてから火を止め、塩を適宜振って、味を見ながら調整します。
🍙焼きおにぎりのレシピ(1合分)🍙
【材料】 | 【分量】 |
ご飯 | 1合 |
かつおぶし | 2g(粉末タイプは大さじ1) |
白ごま | 大さじ1/2(すりごまは大さじ1) |
☆醤油 | 大さじ1 |
☆みりん | 小さじ1 |
☆ごま油 | 小さじ1 |
☆ほんだし | 小さじ1 |
①☆の調味料を小鉢などに入れ、混ぜ合わせておきます。炊いたご飯をボールなどに入れ、☆の調味料をかけてしゃもじなどでよく混ぜます。
②白ごまと鰹節を加え、更に混ぜ合わせます。一回一回手を濡らして、おにぎりを作ります。※おにぎりを冷凍する場合は、雑菌の繁殖を防ぐため素手で握らずラップやおにぎりの型を利用してください。
③オーブンで焼きます。
グリル機能でしたら両面焼きで13~18分、オーブン機能でしたら180度に予熱し20分程度焼きます。オーブン機能の場合はクッキングシートを敷いて下さい。
(フライパンやトースターでも焼けます。その際はおにぎりがフライパン等にくっつかないようクッキングシートを敷くなどして下さい。フライパンで焼く場合は、全ての面を焼くと崩れ難くなります。)
おにぎりの中までお醤油と鰹節の味が染み込んでいるので、お吸い物を薄味にしても美味しく食べられます。
梅干しをトッピングして崩しながら食べる味が、私としては「完成形」です。はちみつ梅干しの甘しょっぱさが、お吸い物によく合います。
おすすめの「すりえごま」
おにぎりに混ぜ込む白ごまは「すりえごま」にすると、おにぎり全体にゴマの味が活きるうえ、味がマイルドになるのでお勧めです。
「えごま」と言えば、オメガ3脂肪酸(αリノレン酸)。
アレルギーを抑えたり、脳の情報伝達や記憶学習能力をアップさせたりしてくれるとのこと、最近モノ忘れが加速してきた私としては是非取り入れたい食材です(過剰摂取はデメリットありますので、程よく摂取して下さい)。
ですが、えごまは油から栄養を摂ろうとすると高価な上、賞味期限が短く加熱に弱いという性質上、手軽に使いづらいのが難点です。
ですので我が家はすりえごまを取り入れています。すりえごまは比較的手ごろなお値段で、冷凍保存もでき、長期に使え、180度以下で短い時間でしたら加熱しても栄養は残るとのことです。
癖のない味で、どんなお料理に使いやすいという点でもお勧めです。
今回夜食のお供にと紹介した焼きおにぎり茶漬けですが、朝からでも美味しく食べられますし、もう少し暑くなってきたら、冷やしで食べても美味しいと思います。